研究・開発

2025.07.11

「日本カリキュラム学会」で南浦研究室が学会発表をしました!

  • #南浦研究室

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日本カリキュラム学会で,博士課程後期所属の竹内陽介さんと,南浦涼介が学会発表をしました。

  • 竹内陽介 羅生門的アプローチの現代的捉え直し
    ―外国人児童生徒の学校カリキュラムへの包摂の視点から考察する生態学的教師エージェンシー―
  • 南浦涼介 広域交流型オンライン多文化共生授業の展開とそのカリキュラム的位置
    ―多言語多文化化する学校の小片としての意図と意義―

竹内陽介さんは,外国人生徒の多い中学校で,カリキュラムの生態性の観点から,校長のリーダーシップやそれぞれの教師のエージェンシーの視点がどのように結びつきながらカリキュラムとしての生態学的エージェンシーを生みだしているのかを,分析したものです。

南浦涼介は,SIP事業として展開している広域オンライン多文化共生授業を,学校がどのように捉えて自分たちの学校カリキュラムの中に落とし込んでいったのかを,学校カリキュラムの状況的動態的な視点から捉え,検討していったものです。

いずれも,研究室で検討している生態学的アプローチにもとづいたカリキュラム研究の視点にもとづきながらそれぞれの関心に昇華させていったものです。論文にも昇華させていきたいと思います!

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この記事を書いた人

学習開発学領域教育学系の先生

南浦 涼介

教育方法学・外国人児童生徒教育学を中心に学校・授業づくりから包摂の教育まで両方を大切に,「多様性の教育学」をめざしています。