2026.07.07
せとうち日記 2026年7月1日(水)《ゆれうごく境界線をどのように捉えるか》
- #せとうち
第3章 勤労青少年教育における学校方式の問題―教育機会拡充をめぐる社会的力学―
博士課程前期1年の太川結月です。今年度よりせとうちに参加することになりました。
せとうちでは普段あまり手に取らないような書籍に触れ、自分のゼミ以外の先生方や院生の方とも話しながら教育について考えています。自分とは異なる視点からの指摘や意見がとても面白く、週1の楽しみになっています!
さて、今回は『境界線の学校史―戦後日本の学校化社会の周縁と周辺―』木村元(編)(2020)東京大学出版の第3章を読みました。第3章では主に定時制・通信制の高等学校と勤労青少年教育に焦点が当てられ、「学校」像をどのように捉えていくのか述べられていました。
タイトルにも付けましたが、私が第3章を読んでいく中で感じたことは、「揺れ動く境界線をどのように捉えるか」ということです。例えば、勤労青少年も戦後間もない時期の「勤労青少年」と現代の「勤労青少年」とでは内情は異なるでしょう。「境界線」も社会から見た「境界線」と個人一人ひとりが考える「境界線」も意味は異なります。時代によっても変化すると思います。
読書会の中でも様々な意見を聞きながら、社会、時代、個人などいろんな視点で「境界線」について考えましたが、「そもそも境界線って何!?」とさらに思考の沼に引きずり込まれたように思います(笑)
この本もまだまだ続きますので、「揺れ動く境界線をどのように捉えるか」自分なりに解釈できたらいいなと思います!